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行動の選択に素直になりたい

はたらくってなんだろう?

こんにちは。会社員として歯を食いしばって生きているクラタです。

仕事してるとほぼ1日仕事のことばっか考えるので余裕なかったり、旅行してるとほぼ1日遊んでしまいます。そんな中、あえて何も予定いれないで、ゆっくり自分のことを考えられる時間とったら、いろいろ思うことがあったので備忘録がてら書いています。

基本、はたらきたくない何もしたくないって考えているタイプの人間なんですが、なんではたらきたくないって思うんだろうって、しっかり考えたことなかったのでちゃんと考えようかなと思います。

見出しが人材紹介会社の宣伝文句みたいな論点で我ながらしょうもないなって思うんですが、実際、これに対して回答できない自分がいるなって思ったので、ちゃんと考えてみようと思います。

はたらくをふりかえる

思い返せば、最初のはたらくキッカケって高校生の時にはじめた銀座3丁目にあるドトールコーヒーショップだったんですが、そん時はシフト入るのが楽しすぎてほぼ毎日いれてました。当時は学校よりもバイト優先の生活で大学生に囲まれて働いてお金稼いでる俺かっけぇくらいの気持ちで生きてた気がします。

その後、大学生になって大学途中にあるドトールで働いたり、アパレルショップで働いたりしてたんですが、そん時くらいから働くことにコスパを求めるようになった気がします。ドトールのときは時給950円しかもらえないのに食材の発注管理とかまでやんの?とか、アパレル販売のときは月100万円近い売上たててるのに時給1000円なのおかしくない?とか。疑問はやがて不満となり、時計の秒針みながら仕事するみたいなバイト生活を送っていた気がします。とにかく早くバイト終わらせてサークル行きたかった。

社会人になってWEBサービスを提供している会社で働き始めたんですが最初に思ったことは「これだけの労働力でこんなにお金もらえんの!?」っていうことでした。1日8時間週5でシフトいれてもアルバイトだと15-18万円/月くらいしか稼げないのに、正社員っていう身分になったら同じ労働時間なのに30万円もらえるとか神だなあって思ってた気がします。マジで日本の闇。

そんな社会人生活もしばらくたってお金に不満がなくなり始めたくらいから、今度は仕事自体にやりがいを求めるようになりました。新規事業やりたいとか海外事業やりたいとか。ありがたいことになんでもやらせてくれる会社だったので、全部できて感謝感謝だったのですが、今度は自分の思い通りにならない意思決定に疑問をもつようになりました。合意形成にこんな時間かけてもしょうがなくない?とか、保身のための意思決定に付き合わされるのだるくない?とか。これまた疑問はやがて不満となり、1秒でも早く仕事終わらせて友達との飲みや出会い系アプリにいそしむ生活を送っていた気がします。

そこで会社変えれば人も変えられるじゃんって思って、転職をしました。結果、環境を変えることで、仕事に対して真摯に向き合う人たちと一緒に仕事することができたことが、かなり刺激になりました。事業に真剣に向き合って課題解決に勤しんだり、自身の価値を高めるためにスキルセット磨いたりする人と働くことを楽しく感じました。また、これはやってみて気づいたのですが、会社どころかプロジェクトベースで仕事も上司も関係者もコロコロ変わるお仕事なので、仕事自体が人間関係に依存せず、それによって精神衛生的に豊かな毎日を過ごせるようになりました。

そんなこんなで順調にお仕事してたのも束の間、ある時、くっっっっそ激務なプロジェクトにあたりました。約3ヶ月間、毎週2-3回の定期報告のためにほぼ徹夜して仕事。仕事がおわっても気がかりなことが多くて、終業後もメールや資料をチェックしてしまう毎日。体力的にしんどく「関わる仕事や人が良くても自分の時間が一切なくなるのはマジで勘弁」って思いつつも、なんとかやりきりました。そのプロジェクト終了と同時に、その後に続くプロジェクトもあったんですが、同様の激務が想定されたので、そそくさ別のプロジェクトに移動しました。

プロジェクトベースで仕事に取り組むことで発生するリスクを身をもって痛感した上で、今度は仕事をいつでも選べるようになりたいと思うようになりました。「給与がひくい、やりがいがない、人がやばい、労働時間が多すぎ」っていう状態のいずれかが発生した場合、本業1本だと最悪の場合に仕事やめないといけません。それは、収入的にしんどい。

そこで、そういう状態にならないように本業以外の選択肢を常にもっておく必要があると考え、本業とは別に副業をやり始めました。結果、本業がどうしても駄目になったしまった場合でも、副業で食い繋ぐことができるっていう状況が作れたことで、仕事自体を選べるようになりました。本業でも副業でも、仕事を行う上で無理してやらねばいけないみたいな状況にNOと言えたり、逆に自分がやりたい仕事のチャンスがきたときに掴めるようになってきました。

あと、これはやってみて気づいたのですが、いろんな仕事をやればやるほどスキル的な向き不向きが明確にわかってきました。というのも、ゴリゴリに営業かけて仕事を複数とっていった中で、終了時に明確に評価された仕事と全っ然評価されなかった仕事がありました。そこで、自分では思っていなかった強みとかに気づけたことも客観的に自分の価値を知る良いキッカケだったなと思いました。

こうして振り返ってみると、自分にとって、はたらくことはお金を稼ぐ手段であり、人間関係を選択する手段であり、やりたいことを実現する手段であり、自己承認欲求をみたす手段なんだな、って思いました。

はたらく、を選べるようになりたい

やりたい仕事を選べるようになって、フラットに仕事と向き合えるようになって、このタイミングで「はたらく」って行為にあらためて向き合って思うのは、自分が「はたらきたくない、なんもしたくない」って思ってる時って、マジでなんもしたくない時なんだなってことでした。通勤が嫌とか人間関係が嫌とかそんな明確な不満なんかなくても、もし仮にやりたい仕事とかが目の前にあったとしても、マジでシンプルになんもしたくない。はたらく、っていう行為自体がだるい。

でも、はたらかないって選択しようとした場合に、自分が選べる選択肢って本業やっていると「有給」か「休職」しかない。自分の「はたらきたくない、なんもしなくない」っていう気持ちが、その制度を越えるレベルだった時にカバーがしきれない。また、本業も副業も仮に全部ストップしたとして、自分の「はたらきたくない、なんもしなくない」っていう気持ちが、自身の貯金額を越えるレベルだった時にカバーがしきれない。

だから、いついかなる時にでも、やりたい仕事でもあえて働かない、やりたくない仕事なら絶対に働かない、って選択肢を選べる状態をつくることが、次に目指すべき方向性なのかなと、なんとなーく思いました。

なんだかんだ仕事自体は好きなので「はらたきたくない、なんもしたくない」って思っている時でも、何かしなきゃ働かなきゃって思う思考のクセみたいなのが抜けなくて、今後、その悪癖がでてしまった時の楔(くさび)として、この時の記録が生きたら良いなーって思います。