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【ミャンマー】シャン地方の秘境!?カックー遺跡に行ってみた件【行き方】

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こんにちは。ミャンマーに駐在してから早1年が経とうとしているクラタです。週末を利用してミャンマー国内を移動しまくっています。

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ミャンマーのカックー遺跡っていうところが気になるんだけどどうやっていくの?インヤー湖にいくついでにいきたいんだけど効率的な行き方ないの?

という悩みに応えられるような記事になっています。

実際にシャン地方に行ってカックー遺跡に行ってみたので、その時の様子をまとめてみました。風とともに遺跡中に鈴の音が鳴り響く素敵空間だったので、是非いってみてください。

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カックー遺跡ってどんなところ?

空港から2時間ほど車を走らせてようやく到着する2000塔以上の仏塔が立ち並ぶシャン地方の観光スポットです。ミャンマーには数多くのパゴダ(寺院)がありますが、これだけ数の仏塔が立ち並ぶ寺院は他にはありません。風が吹いて鈴の音が鳴り響いたかと思えば、風が止むと一気に無音となる空間はとても幻想的でした。

パオ族が管理している世界遺産保護区

カックー遺跡はシャン地方に住むパオ族という部族が管理している遺跡群になります。敷地内はかなり綺麗に整備されており、本堂へむかう道にはチリひとつありません。シャン地方における仏教信仰のランドマーク的な立ち位置の場所ですので、観光客であってもあまりはしゃぎすぎない方が良いかなと思います。

ツアーなどを申し込むとパオ族の現地ガイドがつく場合があります。普通に英語を流暢に話すので、観光案内も退屈しませんでした。

幾千もの仏塔が立ち並ぶ遺跡群

2500機以上もの仏塔が道の両サイドを取り囲むように立ち並ぶ様子は圧巻です。カックー遺跡は以前は外国人が入ることのできないエリアで、観光地としてあまり整備されていませんでした。しかし2009年以降は中央政府との折り合いがつき、外国人でも立ち入ることができる場所になり整備されています。

ただし、カックー遺跡自体が空港からかなり離れた辺境の場所にあるので、整備されたとはいってもいくまでに山間をぐるぐると車で進むことになるので大変かもしれません。

カックー遺跡への行き方

カックー遺跡のある場所

カックー遺跡は最寄り空港となるヘホ空港からタウンジーという街を経由して車で2.5時間ほど行った距離にあります。基本的にインヤー湖の周辺はニャウンシュエという街を拠点に観光を進めますが、ニャウンシュエから山間を沿って進む必要があり、地理的には近く見えますが、同じく2.5時間ほどの時間がかかります。

カックー遺跡へ行く方法

ヘホ空港はこんな感じでこじんまりとしていて周りには何もありません

カックー遺跡にいくにはいくつか方法がありますが、車両をチャーターしていくことが一番効率の良い行き方です。ヘホ空港前の乗合いタクシーでいくこともできますが、人数が集まらないと出発しない上に、外国人だと値段が高めに請求してくる傾向があるのでコスパが悪いです。ホテル経由で車をチャーターしましょう。

乗合いタクシーでカックー遺跡までいく

ヘホ空港前の乗合いタクシーを使うとカックー遺跡まで格安で移動することができます。乗合いタクシーになるので料金は基本的に全乗客で折半となります。また、乗合いタクシーになるのでタクシー自体が乗客でいっぱいにならないと出発しません。

車両をチャーターしてカックー遺跡までいく

予約をとったホテルから車両をチャーターしていくことができます。基本的にカックー遺跡へ観光にいく場合はセットでインレー湖畔の観光も行くかと思います。インレー湖周辺のホテルは基本的にリゾートホテルになっていて、送迎用の車両をいくつか所持しています。ホテル予約時にメールをすると、その送迎車両を使用してヘホ空港からホテルまでの移動を通して、周囲の観光が可能です。自分の場合はBooking.com経由で予約をとったホテル経由で車両を手配してもらいました。

自分の場合はトヨタのクラウンという車種が迎えにきてくれました。ウェルカムドリンクとしてキンキンに冷えた生搾りのオレンジジュースをくれます。空港で買ったミネラルウォーターが冷蔵庫に入っていたのに常温で絶望していたので感動しました。

また、ヘホ空港から近隣の観光スポットへは車で最短1.5時間ほどかかってしまうため、軽い軽食も用意してくれます。

ツアーを利用してカックー遺跡までいく

カックー遺跡には事前にツアーをオンライン予約することで簡単にいくことができます。ツアーを予約する際にはベルトラなどのオンラインツアー会社を利用することがおすすめです。ニャウンシュエという街中で現地ツアー会社を見つけて直接申し込むこともできますが、オンライン予約には対応しておらず電話をしても英語対応が難しいようでした。

実際にカックー遺跡に行ってみた

外国人は入口で入場料を支払おう

外国人観光客は入り口から入って右側にある緑色の屋根の建物のところで入場料3USD(約300円)を支払う必要があります。受付で自分の名前、国籍をノートに記帳して入場料を支払います。こちらの入場料はカックー遺跡を整備/維持するのに使用されるので、寄付する気持ちで支払いましょう。ちなみに赤い門を超えた先からは靴を脱いで裸足になる必要があります。

カックー遺跡の仏塔群を探索してみよう

入口からまっすぎ本堂に向かって一本道が続きます。その一本道を取り囲むように幾千の仏塔が並んでおり、とても不思議な雰囲気です。風がふくと仏塔のてっぺんについている鈴が一斉にチリンチリンと鳴り響きます。また、風がやむと完全に無音状態になり、その変化がとても印象的でした。

一本道からそれた脇道に入ると床がレンガになりより遺跡っぽくなります。同じ形の仏塔がずっと連なっていて仏塔の森というか迷路っぽくなっているので、あまり奥に入りすぎるとガチで迷います。どこ歩くにもデジャブ感がすごい。

途中でセーブポイントでHPが回復しそうな綺麗な樹を見つてテンションあがったりしていました。RPG感。観光できている人たちはそれぞれ思い思いの映えスポットを探しているようで、ええ感じのスポットからは歓声が聞こえるのでそれを頼りに進んでいました笑

カックー遺跡の本堂に到着したらお参りしてみよう

まっすぐ進むと本堂があります。こちらは完全に黄金に輝く仏陀像が出迎えてくれます。東西南北に向かってそれぞれ4つの仏陀像が安置されており、本堂をぐるっと回ることで4種類の仏陀像を鑑賞することができます。

入ってきた入り口の反対側に移動するとカックー遺跡の裏に広がる広大な野原を見ることができます。カックー遺跡が小高い丘の上にあるのもあって、天気の良い日だと遠くまで見渡せておすすめです。

夕暮れ時にところどころにある湖からカックー遺跡を撮影すると、湖畔に映るカックー遺跡と夕陽を合わせた素敵な写真がとれるとカックー遺跡の警備員の方が言っていました。

カックー遺跡でInstagram映えしそうな写真を撮る

晴れた日で快晴であれば非日常感のあるええ感じの写真がとれるので探索しながら写真撮影すると楽しいです。

遺跡群の中で撮影するとええ感じにバックパッカー風の写真が撮れます。入り口から入って20mくらい進んだ先を左に入っていくと仏塔に囲まれた一本道があるのでおすすめです。

西門に向かっていく通路では歩いても痛くない道で撮影ができます笑 スタビライザーとかで歩きながら動画とったらええ感じになりそうです。

遺跡群で僕たちがみつけたのは樹木もiPhoneのポートレート使うとええ感じになりました。一眼もってかなくてもiPhoneでどうにかなる世界ありがたい。

ちなみにカックー遺跡では携帯/一眼を使った撮影が可能ですがドローンを使用した撮影は禁止ですのでご注意ください。一緒にカックー遺跡に入場した方がドローンでの撮影をしようとして警備員に止められていました。

カックー遺跡に行ってみよう

ミャンマーの観光スポットとしてまだまだマイナーな場所ですが、もしインレー湖周辺にいくのであれば絶対に行って損はない場所だなと思いました。無数の仏塔が立ち並ぶ景色は迫力があり、風と共に数千の鈴が鳴り響く空間はとても幻想的です。ぜひ訪れてみてください。

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